朝起きたら金魚への餌やり、観葉植物へも水をやることが日課です。成長するモノにはついつい大きくな〜れと声をかけてしまうものです。三ノ宮での「アレ」にいってきました。今回の展示のHPを見てみたら、「アレ」の部屋での写真に私たちが写り込んでいました。どれだかわかりますか?私はこれを見ながら、同じくこれを見ていたであろうローマ皇帝ハドリアヌスを想像し、鳥肌をたてていました。まさか撮影禁止区域内で一緒に写ることができるとは。
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大英博物館 古代ギリシャ展HPより |
古代ギリシア人の性の開放感にはただただ驚かされ、まじめな私でもやや滑稽に感じてしまうほどです。何を隠そう、素直すぎるんです。古代ギリシアでは同性愛が一般的でした。同性愛というよりは少年愛でしょうか。多くの知識人たちのなかで、若く美しい青年と関係を持つことは一種のステイタスであり、青年からしても成人男性から声がかからないことは大変な不名誉とされていました。ギリシア男性にとって思春期の青年が恋愛対象であり、妻が居てもそれは何ら関係もないことでした。アンフォラと呼ばれる壷には素直すぎる性の描写がいっぱいです。特に男性器は豊穣のしるしとしてどこの世界でも崇拝の対象でした。一緒に行った私の友人はその筋について非常に詳しいので、そんな壷絵を受け入れるのに時間はかかりませんでした。ですが、地面から生えた活動状態の男根4本に水をやるという行為に意味はわかりません。ちなみにローマ時代には活動状態男根キーホルダーが大流行しました。
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奇妙な庭 赤像式ペリケ 前440〜430頃 |
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