話に落ちをつけてしまうあなたは、脳の回転が速く、人気者。だれもがうらやむそのスキルですが、弁がたつという天才的なスキルを、恋愛シチュエーションで披露する女性は天才ですが、有能とは言えません。男性は話し上手で、落ちをつける女性を敬遠する傾向にあります。特に古くから、日本の男性が好むのは、にこにこと優しく微笑むしおらしい女性です。しおらしいとは、つつましく、遠慮がちで、守ってあげたくなる、そんな様子です。ですが、どんなにしおらしい女性を選んでも、結婚後は大抵の場合、弁舌たくましい女性となることでしょう。
塩と日本人とは神話の時代から、密接なお付き合いです。先日、友人と夕食をとりに行きました。ちゃんじゃ巻きを食べ損ねて店を出るとき、私は店先に盛り塩を発見しまた。そこで友人は、私に盛り塩の由来を話してくださいました。一年のほとんどをテキトウに過ごす方ですが、気まぐれに非常に有能な一面を見せてくれます。そういう方に私は刺激をいただいています。
ちょうど私は今、古事記を読んでいるので、塩といえば、禊ぎを思いだします。
イザナギノミコは黄泉の国から帰ってきた後、死者たちからの穢れを取るため、海で水を浴びます。これが、日本人が塩を清めに使いはじめた理由です。インド生まれのヒンドゥー教の沐浴や、キリスト教にもバプテスマ(洗礼)があり、イスラム教でも、お祈りの前には水を浴びます。今日は塩のお話ですが、水と宗教の関わりについても調べてみる価値がありそうです。
イザナギノミコが海水で禊ぎを行ったことが簡略化され、神道では、水と塩を用いて清めを行うようになりました。
日本では神道と仏教とか習合しているので、仏式のお葬式でも多くの葬儀屋は清め塩を用意しています。
神道では、死を穢れたものとしたため、清める行為が必要ですが、みなさんご存知の通り、仏教では、死は生の一部分、つまり輪廻の一部にすぎないのです。本来の仏教の考え方では、死は自然なことなので、清め塩は当然必要ありません。
ですが、神道は以前の記事にも書いた通り、
今生きている人間が主体であり、他の宗教のように人間を罰する絶対的な神はいません。何でも信仰の対象となり、祀らないからといってもなにもありません。このような緩やかな日本古来の神道は仏教にも影響を与え、さらに多くを仏教から吸収しています。
清め塩自体が、文化として仏式のお葬式に残っている限り、それもまた日本らしいですが、宗派によって、信仰心によっては、清め塩を必要としない方もおられます。
塩は使い手のさじ加減によって、大きな効果をもたらします。嫌な人には塩をまけばよいし、お風呂に入れると、美肌効果抜群です。私は小さい頃、小学校からの帰り道、雪を溶かすために道沿いに数百メートルごとにおいてある、黄色い袋に入った塩を舐めていました。
清め塩も、道路沿いの塩も食べるためのものではありません。
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9.12.2011
3.20.2011
好きな男を爆発させる方法
鈴木春信 「雪中相合傘」
ですから、爆発させてしまった美しいあなたに罪はありません。爆発と聞いて思い当たる節があるあなたは相当の上級者です。何かアドバイスがあればよろしくお願い致します。
西洋の女性たちはコルセットでくびれを強調、胸元が大きく開いた服で男性の視線を集めてきました。一方日本の女性はどうでしょうか。重なった首元に、少し開いたうなじ、歩くと動く着物の裾。隠すことが美徳とされてきた日本の文化では、感情表現も色の香りも控えめが基本なのです。オタクの世界では「絶対領域」という、ミニスカートとニーハイソックスの間の生足のことをさす言葉がありますが、あれも非常に日本的であると思います。全部生足ではだめなのですね。少しだけ見えるというところがたまらない、という訳です。
つつましやかな日本の女性ですが、下心を隠して意中の男性を爆発させることも可能です。お互いを意識した状態であればこの方法で確実に実を結ぶでしょう。あの人に飛びつきたい、その感情は一旦押し殺してください。やっぱり会いたい、ケータイの電源を切ってください。準備は整いました。あなたと彼の接点はどこでしょうか。仕事場ですか、習い事ですか、ご近所ですか。数少ない接点が最大のチャンスです。ただただ普通に振る舞いましょう。そして絶対領域です。ではなくて、さりげない色気です。肝心の色の香りの出し方については私ははっきり言ってわかりません。ですが、これを読んでいるあなたなら知っているはずです。そして私に教えてください。
色気を出しつつも、あなたに触れさせてはいけません。おあずけです。
結局のところ、意中の男性に我慢をさせるということです。我慢をすると脳内はセロトニンという物質が活発に放出されるようになります。セロトニンは精神を安定させる物質で、不足すると鬱病などの原因になってしまいます。相手の男性の精神的安定のことまで考えて、我慢を強いるあなたは本当に心優しい女性です。この段階で彼は確実に爆発するでしょう。それでいいのです。
我慢をさせ続けると男性は興味を失って次の女性に目移りをします。ここのさじ加減が難しいので、慎重に振る舞ってください。
セロトニンを分泌させた後は、ドーパミンも分泌させてあげましょう。我慢の後に快楽系神経を興奮させると、もう彼はあなたの虜です。
さりげない、つつましやかな色の香りというのが最大のポイントです。
最後に平安時代の歌をあなたに送ります。
逢ふことは くもゐはるかに なる神の おとにききつつ こひ渡るかな
わたしが君に逢うのは
空の雲が遠くはなれているように
遠くはるか先になるけど
君のうわさを耳にしながら
君に逢える日まで
ずっと恋い慕いつづけるよ
空の雲が遠くはなれているように
遠くはるか先になるけど
君のうわさを耳にしながら
君に逢える日まで
ずっと恋い慕いつづけるよ
健闘を祈ります。
5.14.2010
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