Romeo and Juliet (1968) |
私は欲望を肯定する。愛情を否定するわけではない。
どんなに気高く崇高な純愛の物語にも、決して語られることのない欲望が潜んでいるのである。
二人を突き動かすのは、紛れもなく欲望なのだ。
Romeo “・・・・・・・・願わくは許したまえ、信仰の、絶望に変らざらんがために、-----わたしの唇の祈りです、これが。
Juliet “いいえ、聖者の心は動きませんわ、たとえ祈りにはほだされても。”
Romeo “では、動かないでください。祈りのしるしだけをいただく間。”
(接吻する)
さあ、これで私の唇の罪はきよめられました、あなたの唇のおかげで。”
一見宗教的意味合いの込められた、儀礼的な接吻のようでもある。
抑制された表現によって、性的な意味合いが隠されているが、これはただのラブシーンである。
実際の彼らは、信仰心でむき出しの欲望をどうにか隠して、接吻を行っている。
そして、接吻によってさらに二人の関係は加速する。
さあ、1つ上のレベルへ。
ロミオとジュリエットは接吻が関係を1つ上のレベルへ押し上げるきっかけだった。
パートナー以外との男性との情事のなかで、男性からの予期せぬ接吻によって、乙女心が爆発してしまったあなただったが、新たなアイテムの登場で、案外乙女心の爆発は抑えられ、淫心が爆発したのではないだろうか。小さな一歩が、新しい世界への大きな一歩なのだ。
「ちょっとやってみる・・・・^^;?」
と言いつつ彼が持ち出したのは、電動按摩機であった。
このアイテムの登場により、あなたの心はついに開放された。
もう噴火によって、危険にさらされかねない彼の命を心配することもない。
彼を生かすも殺すもあなた次第。
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