7.01.2011

WITCH IS BACK.



やっぱり私の友人は俗世離れをしているよで、久しぶりに「魔女になりたいねん。」言うてました。熱意に根負けした私は、ついに彼女に悪魔との契約の方法を教えました。
http://hogepimax.blogspot.com/2010/04/how-to-become-witch.html
まじめな性格の彼女は、その後きっちり悪魔との契約を交わしていました。正確にはなりたいのではなくて、「契約をしているが、まだ修行が足りないので努力が必要だ。」と嘆いていたととれるでしょう。
http://hogepimax.blogspot.com/2010/06/with-lucifer.html

昨日は「最近鳩とはしゃべれるようになってん。」といっていました。
本人もさすがに気づいていたようですが、鳩は平和の象徴です。彼女が話せるようになるべきは、カラスなのです。洪水の後、陸地があるか確かめるためにノアが箱船からまず放ったのは、カラスでした。カラスはそのまま戻ってくることはなく、その後、箱船から鳩が放たれました。鳩はオリーブの枝を口にくわえて戻ってきたといいます。洪水が終わったことを告げた鳩はオリーブとともにキリスト教の教えでは平和の象徴とされています。
実はそれ以前の古代ギリシア・ローマ時代から鳩とオリーブは無垢と平和の象徴とされていました。ギリシアと言えば乾燥した土地とオリーブです。ギリシア文化の礎となった、トロイア、ミノア、ミケーネ文明にその紀元を持つのかもしれません。
ですから、鳩は「無垢」「平和」の象徴であって、決して悪魔と契約した人とは無縁です。
一方、カラスはというと、ギリシア神話のオウディウスの『変身神話』のなかで、カラスは雪のような羽をもつ、銀色の鳥でした。ある日、カラスはアポロンの恋人コロニスが浮気をしていたところを空から見てしまいます。それをアポロンに告げ口をし、それに逆上したアポロンはコロニスを殺してしまいます。その後、逆上して恋人を殺してしまったことを後悔したアポロンは非情な密告者のカラスを黒く変えてしまいました。
魔女はカラスを召使いとするのが、慣例です。鳩とは縁を切って、カラスの言葉を解しましょう。

2 comments:

  1. 大阪の鳩、悪魔みたいやで。w
    カラスにはまだバカにされてる感じ、頑張る。

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  2. 大阪の鳩は悪魔と契約をしてしまってるかもしれん!

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